ガレージアウトフィットは俗に言う何系の服なんでしょうか？

お気づきの方もいると思いますが、Instagramの投稿には#surfapparelというハッシュタグをつけています。

それなのにサーフアパレルって感じの服があまり見当たらないです。

SurfとかSeaなど海を連想するようなロゴや、波のイラストが入った服は滅多にリリースせれません。

それには僕のサーフィンへの尊敬のメッセージが込められいます。

僕が考えるサーフィンについて書き始めると、とてもブログで書ききれる内容ではなくなってしまいますので、ポイントだけ抜粋すると、サーフィンをやる人、サーファーとは、日本人やアメリカ人という言葉と同等に、サーファーという人種・国籍レベルを指す言葉だと思います。

サーフミュージック、サーフムービー、サーフハウス、サーフフード等、サーフィンはスポーツというカテゴリーを超えて生活に結びついています。サーフィンより遥かに競技人口が多い野球を例に取れば、野球映画はあったとしても野球ミュージック、野球ハウス、野球フードなんてものは僕の知る限りではありません。もはやスポーツという枠に収まりきっていないのがサーフィンです。サーフィンをやる人の日常に溶け込み、人種レベルのコミュニティーを形成します。

そんなサーファーが作るアパレルが、サーフィンを強く強調する事に僕は少し違和感を感じてしまうのです。

日本人が富士山の絵が書いてあるTシャツを着ている様な感覚だったり、外国人が漢字のTシャツを着ているように見えてしまう事があるのです。

例えば、日本人が海外で飲食店を出す時に、日本人だから寿司と天ぷらで勝負しなくては行けないのか？全くそんな事はなく、日本人が作るイタリアンだってフレンチだって世界で通用すると思います。現地の人が食べた事のない、美味しさの正体は隠し味の和の食材だったりすると思います。

そんなニュアンスで、Garageoutfitの奥の方にあるSurfを感じとって愛用して貰えたら嬉しいなと思っております。

もちろん、ダイレクトにサーフィンが好きだー！って叫びたい気分の時にはサーフブランド丸出しの服がリリースされるかもしれません。時代の波にもたまには乗り、自分の気持ちを押しつけず、周りからみたらブレてるって思われるかもしれませんが常に自由でFunでありたいと思っています。僕はショートボーダーだからとか、ロングボーダーだからとか、変な線引きはしたくないです。僕はPUNKが好きだからとか、HIP HOPが好きだからとか言ってないで、イイ波があったら乗るだけです。そういう考えを持っている人はサーフィンをやるやらない関係なく、僕はサーファーだと思います。

板に乗って波に乗るという事は、靴を履いて道を歩く事とさほど変わりません。

そんな、なんでもない事に夢中になり、人生を楽しくできるサーファーが大好きです。道路がある事に感謝できる日本人は何人いるでしょうか。サーファーは波がある事に常に感謝をしています。お気に入りの靴を履いて、街を歩くだけでサーフィンです。考え方を変えるだけで人生は楽しくなります。

あえてサーフアパレルと発信を続けるのは、僕の人生を豊かに変えてくれたサーフィンに、ビジネスを通じて恩をを返して行きたいという夢があるからです。舗装された道路がなくなり、靴が買えない時代になって初めて動くのでは遅いです。出来る事から自然と平和が守られるように動いて行きます。

これからもGarageoutfitは見た目のサーフ感がない、サーフアパレルとして頑張って行きます。

次回のブログは『DJハヤトデラロッサ』です。お楽しみに♫